連結送水管耐圧試験

 

平成14年(2002年)7月1日より連結送水管(配管・配管結合部)を設置して10年経過した物件について『耐圧試験』を実施し、所轄の消防署に報告することが義務付けられています。 弊社では連結送水管の耐圧試験・放水試験を始めて30年以上、合計2.2万件以上(2024年9月現在)の連結送水管の耐圧試験・放水試験を実施しております。建物の規模に関わらず連結送水管の耐圧試験・放水試験でご不明な点ございましたら、いつでもお気軽にご相談・ご連絡ください。対応可能地域は関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)とその近県(山梨、静岡)となっております。 遠方でも対応可能な場合がございますので一度ご連絡下さい。

 

新築のビル、集合住宅、工場、研究所、高層建築物の放水試験(自主検査・消防立会検査)も数多く行っております。試験方法に関するご質問等がございましたらご相談・ご連絡下さい。

 

◆耐圧試験・放水試験のお問い合わせ◆

メール(お問い合わせページはこちら)、又はお電話(℡03-3254-3069)、FAX(03-3254-3093)にお願い致します。

※お問い合わせの際、連結送水管の点検票等がございましたらご用意ください。

 

よくあるご質問を別ページにてまとめております

 

点検時期について

 
  • 配管を設置してから10年を経過した建物が対象となります。
  • 上記点検後3年を経過した建物(以後3年毎の実施が義務付けられています)

連結送水管耐圧試験の流れ

 

 

1. 目視等による外観点検・耐圧試験の事前確認
①配管などに漏れ、変形、損傷等がないことを確認していきます。

②バルブ等のゆるみ、消火用捕給水層の満・減水警報、仕切弁・逆止弁に異常が見られないか確認を行います。

③連結送水管に関わる部分が物の支えになっていたり、物を吊っていたりなど連結送水管の使用目的以外に利用されていない事を確認します。

 

2. 連結送水管耐圧性能試験

①検査測定車(水槽付動力ポンプ車)、またはエアーコンプレッサーを使い連結送水管設備の送水口から加圧し連結送水管耐圧放水試験を行います。

②静水圧力(設計送水圧)を3分かけて減圧等が無いことを確認します。

③設計図書がない場合、圧力設定する為の計算を行います。
④送水口本体、配管、接続部分、弁類等の変形、漏れ等がない事を確認します。

 

※連結送水管耐圧試験中に減圧・漏水などの異常が見られた場合、状況に応じて外観点検、漏水の確認、バルブ類の再確認、緊急排水、試験を中止いたします。

乾式配管

この配管の場合、各階放水口を確認後、まずエアーでの耐圧試験を行います。その後減圧がみられなければ、水を使用しての耐圧になります。

湿式配管

この配管の場合、各階放水口、屋上補給水槽周り(図C)、1階チャッキ・ゲート(図B)を確認後、水での耐圧試験を行います。湿式配管の場合A~Bまでを一次、B~Cまでを二次といい、専用配管の耐圧試験はA~Cまでが試験対象になります。

屋内消火栓兼用配管

この配管の場合、1階チャッキ・ゲート(図B)を確認後、水での耐圧試験を行います。湿式配管の場合A~Bまでを「一次」、B~Cまでを「二次」といい、内栓兼用配管の耐圧試験は、屋内消火栓の定期点検(放水等)を行っている事を考慮して一次側のA~Bまでが試験対象になります。

連結送水管放水試験について

新築・改修時の消防署立会放水試験・自主放水試験等も行っております。お気軽にお問い合わせください。

放水試験風景

放水試験風景

 

 

 

 

 

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